メモ帳
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前回の『ぼくたちのムッシュ・ラザール』の続き この物語で、担任の死で心痛めている子供を救ったのは、教員でもカウンセラーでもなく、 全く資格を持たない難民のラザールでした。 担任教師の死が自分に原因があると思い込み、苦しんでい るシモン(エミリアン・ネロン)は、学校のトラベルメーカー。 そんなシモンに手を焼き、彼を退学にしようとする教員たち。 また、2週間程度でカウンセリングを打ち切ろうとするカウンセラー。 教員やカウンセラーに限りませんが、資格をとる ことでその道の専門家と呼ばれます。 でも、常に子どもたちと向き合い、真剣に取り組 んでいるラザールの姿は教師そのものなのに、資格がないので教師ではない。 資格は専門家としての証明だけど、本当に資格ある人間 が取得しているのかな? 『ぼくたちのムッシュ・ラザール』は、そんな疑問を抱かせる物語でした。
by com-com-sekai
| 2012-07-20 00:50
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