メモ帳
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『灼熱の魂』、とっても重い映画でした。
東京は12月から上映されていたようですが、阪神 では1月7日からでした。 この作品は「アカデミー賞 外国語映画賞」ノミネート の他、「カナダジニー賞」8部門制覇等、すばらしい 賞に輝いたカナダ、フランス合作映画です。 始まりは、主人公の死から。 衝撃的な過去を持つ主人公である中東系カナダ人女 性ナワルは、双子のジャンヌとシモンに謎めいた遺言を残し、一度も会ったことのない父 親と異父兄宛の手紙も託します。 その手紙を渡すため、母ナワルの母国を訪れます。 そこで、「1+1=1」となる驚愕な事実が…(ネタバレになっちゃうかな?) 表記される地名は大きく真っ赤な字。 題名が『灼熱…』だから、赤なのだと言えばそれまでだけど、 この赤の意味が、その地で起きる さまざまな出来事を暗示しているようでした。 それは、情熱であり、怒り、欲求、流血、暴走、そして愛。 壮絶な運命でありながら、赦し、愛する姿勢が印象的 チラシの裏にもありますが、「本物の映画」を観たい方、 お勧めです
by com-com-sekai
| 2012-01-08 23:19
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